2022年01月10日

女性のキャリア vol.3


トークナビインターン生がインタビュー形式でお届け!

今回は、第三章「今後の女性のキャリア設計」です。

―女性が働く上で、重要なことはどのようなことだと感じますか。

自分を知ることが大事だと思います。女性は1ヶ月の間に波(周期)がありますよね。それが仕事に影響する人もいます。でも、自分の体調管理ができる人は一定の仕事ができます。人間なので、どうしても感情がありますが、その自分をいかにしてマネジメントするかというのが働く上で、重要になってくると思います。

女性だからこそ、体調に波があるということをしっかりと把握することで、体調が悪い時に頼れる相手、相談できる相手を見つけておく等対策をとり、どんな時もプロとしての仕事を全うすることが重要だと思います。

―女性が働く中で抱える問題について、トークナビ内ではどのようにアプローチしていきたいですか。

自分だけでは限界があるため、共感してくれているメンバーに、会社の皆が楽しく働ける環境づくりを考えてもらっています。その一つの取組みとして人事室に“メンター”を配置。地方在住で在宅勤務しているアナウンサーも一人で考え込まず、困っていることはメンターに相談できる制度を作ることで、安心感や課題解決のスピードを上げています。

―女性ならではの繊細さが生かされているんですね。

たしかに繊細さや優しさを感じられるシーンが多々あります。また私たちはアナウンサー講師という肩書きもあります。講師というのは、相手に寄り添い、相手の成長する姿を喜べる仕事です。

人って誰かが待っていてくれたり、誰かが応援してくれると強くなれるんです。一人では挫折してしまうことも、仲間の応援があることで前を向くことができるのがチームの良さのため、会社自体があなたたちを応援していることを制度として打ち出しています。

―お話を聞く中で、樋田さんは強くてかっこいい女性だと感じています。ですが、世間では強い女性は煙たがられるという印象があります。樋田さんのように、キャリアアップしていきたい女性はどのように振る舞うべきなのでしょうか。

世間では女性の活躍推進と言われていますが、女性にもできることと、できないことがあると思います。その中で、女性が真正面からビジネスで男性と競い合うのは結構苦しいこともあると思います。そのため私の場合は、女性は女性らしく、愛嬌も大切だと思っています。どの現場へ行っても、その場がうまくいくようにクッションになれるような対応を心がけています。意見がある時は強い口調ではなく、その場に応じて求められているポジションを察知して行動し話すようにしています。

―今後、どのようなキャリア設計をしたアナウンサーが増えてほしいと思いますか。

 自分の強みをきちんとPRできるアナウンサーが増えて欲しいですね。

「私は〇〇がやりたい」という意思はしっかりしているのに、その仕事をするために自分の声はどこが強みなのかと聞くとはっきり言えないアナウンサーが多いんです。そこが言えないということは、数多くいる人の中からは選ばれにくいということになってしまいます。あなたの声が必要ですと求められるには、まず本人が「自分にはこれができます!」としっかり主張できないといけないので、自分をPRできるアナウンサーを増やすことでキャリアを応援していきたいと考えています。


INTERVIEWER

トークナビインターン 小菅 玲菜 Kosuga Rena

<インタビュー後記> 今回は、「今後の女性のキャリア設計」というテーマで、樋田アナウンサーにお話を伺いました。女性は社会で働く上で男性に比べ、少しハンデがあります。でも、そのハンデをハンデと思わずに、強みに変えていく姿に心惹かれました。女性としての強み、そして自分の強みを理解して、自信をもって働けるようになりたいです!✨

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