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講演会「コミュニケーション編」

2020/03/10


 

Report


 

日本を代表する鉄鋼会社、JFEシビル株式会社様にてコミュニケーションの大切さについて講演をさせていただきました。

その様子を、広報の上條がお伝えします。

 

 

JFEシビル株式会社様は、世界に誇る日本を代表する鉄鋼会社です。

川崎にある講演会場に向かう道中では、まずその敷地の広さに圧倒されました!

なんと、東京ドーム80個分!敷地内の移動にはバスも使われているそうで、バス停もありました。

 

 

講演会では、普段現場でお仕事をされている総勢250名の皆様にお集まりいただき、弊社代表の樋田がコミュニケーションの大切さをお伝えしました。

生放送のニュース番組を担当した経験から、事故はコミュニケーション不足から起きていることを感じていたとのことで、話にも熱が入ります。

 

 

まず皆さんにお伝えしたのは、“伝わる声”の秘訣です。

みなさん、口を開けたとき、縦に指3本は入りますか?声の通り道を作ることも、伝わる声に繋がっています。

“高低アクセント”と呼ばれる初めの音を高くする方法も、スローガンの言葉を使って声を出しながら実践しました。

高い音から始めるために、右手を付けた練習も!

 

「KYよし。あせる心に一呼吸。声掛け進める安全職場」

写真からも熱心に取り組んでくださっている様子が伝わってきます。

※KYとは、K=危険、Y=余地の意味です。

 

 

現場で突然起きたことに冷静に対応することの大切さは、鉄鋼現場もアナウンサーも同じことです。

例えばアナウンサーは、生放送の速報で突然渡された原稿を、何事もなかったかのように冷静に読んでいます。

この冷静さを保つ秘訣は、腹式呼吸です。

腹式呼吸は、眠る時のリラックスしている状態とも言われますが、この呼吸法を日常的に行うことで感情もコントロールすることができます。

またお腹から安定して聴きやすい声をつくることにも繋がるので、こんなところも伝わる声のポイントです。

 

さらには伝える声から“聴く”姿勢のお話まで。

バックトラッキングと呼ばれる、復唱し確認する方法は、ビジネスでもプライベートでも、コミュニケーション不足のミスを防ぐことができます。

 

 

終わりに

一見するとまったく異なる業界に感じる鉄鋼業とアナウンス業。しかしコミュニケーションの重要度は共通しています。

この講演をきっかけに、事故ゼロの安全な職場につながるコミュニケーションになることを願います。

 

到着からお見送りまで、丁寧な社員の方々のご対応も印象的でした。

JFEシビル株式会社の皆様、ありがとうございました!

 

Report by 上條 美沙子