話し方・聞き方の法則 Communication Report

「声の身だしなみ」を整えよう!


人に何かを伝えるときに、モゴモゴと口先だけで話していても何も伝わりません。

何度も「え?」「何?」と聞き返されるのなら、

それは言葉をうまく相手に渡せていないということでしょう。

 

相手に言葉を上手く渡すためには…?

 

それは、「聞きやすい声をつくる」ことです。
そしてその「聞きやすい声」は、滑舌を良くすることである程度可能になります。

 

「生まれつき滑舌が良い人」というのは、この世にいません。

例えば、アナウンサーや俳優などの言葉を扱っている人たちも、

当然「生まれつき滑舌が良い」わけではなく、

常に滑舌をよくするためのトレーニングをしているのです。

 

逆に言えば、今、滑舌が悪くて悩んでいる人も、

トレーニングをすれば改善する余地が十分あるということです。

 

滑舌が悪い人の3つの原因

・舌足らずである

・口がきちんと開いていない

・歯並びや舌が当たる位置が悪い

 

ひとつ目の「舌足らず」は、生まれつきのものだと思われがちですが、

実は必ずしもそうではありません。

顔の筋肉をあまり使わないで、口先だけで話していると、

誰でも舌足らずになってしまうのです。

舌足らずな人は、顔の筋肉を鍛えると、徐々に改善されていきます。

 

2つ目は、口の開き方。

口を十分開けないと、舌の動きが悪くなり、

モゴモゴと口ごもっているように聞こえてしまいます。

ただこちらもレッスンを続けて実践すると良くなるのです。

 

また、3つ目の原因、歯並びや舌の位置も重要です。

歯並びが悪いと、歯と歯の間から空気が漏れて、声をうまく出すことが出来ません。

歯列矯正もひとつの方法かもしれませんが、

トレーニングを試すだけでも滑舌はかなり良くなるでしょう。

 

滑舌に自信がない人は、一度まわりの人に、自分の滑舌が悪いかどうか、

確認してみるのもいいかもしれませんね。

 

終わりに

私たちは、自分の声をケアすることを「声の身だしなみ」と表現しています。

髪型や服装などの一般的なチェックポイントと同じように、

人と話すときには、声も同じように整えておくべきだという考え方です。

 

滑舌を良くするためには、様々なトレーニングがあります。

具体的なトレーニングをいくつかご紹介していますので、

自分に合ったトレーニングを見つけて、実践してみてください。

変化を感じることが出来れば、話すことに自信がついてくるはずです!

 

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