話し方・聞き方の法則 Communication Report
赤ちゃんをイメージして自然な笑顔をつくろう!
お客様に商品の説明をするとき、あるいは就活の面談に臨むときなど、
意識して笑顔をつくらなければならない場面があります。
そんなときに、口角を上げて笑顔をつくっているけれど目が笑っていない、
いわゆる「営業スマイル」は、相手にいい印象を与えません。
つくり笑いは、「信用できない人」「裏表がある人」というイメージを与えてしまいます。
だから、自然な笑顔をつくることが大事なのです。
『目』は、印象を決定づけるポイント
顔のパーツの中でも、”目”はとくにその人の印象を決定づけるポイントです。
目の表情が変わるだけで、言葉の伝わり方は大きく違ってきます。
同じ「お願いできますか?」でも、目が笑っている場合と、無表情な場合とでは、
相手に与える印象はまったく別のものになるでしょう。
また、「目は心の窓」と言われるように、その人の心の中をハッキリ表します。
意図する・しないにかかわらず、目を通じていろいろな思いが相手に伝わってしまうのです。
その意味では、笑顔をつくりときの目の役割はとても重要なのです。
だからといって、難しく考えないでください。
普段、表情が乏しいと言われている人でも、ちょっとした工夫をすれば、柔らかい笑顔を作れるようになるのです。
「かわいい」ものを思い浮かべよう!
オススメするのは、思わず「かわいい!」と微笑んでしまうようなものを思い浮かべることです。
自然に笑顔になれるのなら、好きなタレントさんやご自宅で飼っているペットでも構いません。
講座でも、このトレーニングをすることがありますが、
みなさん、ちょっとイメージするだけで、優しい笑顔がつくれるようになります。
「仕事なんだから笑いなさい」といきなり言われても、そう簡単にはできません。
でも、かわいいものや好きなものを頭に思い浮かべれば、
それだけで、自然と表現が柔らかくなります。
実は、この方法は、写真を撮るときにも使えます。
カジュアルなスナップ写真ではなく、パスポートや履歴書用の写真を撮るときに、
無機質なカメラのレンズに向かって笑顔をつくるのは難しいでしょう。
だから、たいていは緊張した顔になってしまいます。
そこで、撮られる前に、笑顔になるものを思い浮かべるのです。
終わりに
講座を受講される方の中には、「きれいな笑顔がつくれないんです」とおっしゃる方もいますが、
女優さんのような美しい笑顔ができなくても、その人らしい笑顔がつくれれば、それでいいと思っています。
自分らしい笑顔を引き出すためにも、まずは「かわいい」ものを思い浮かべながら、自然な笑顔をつくってみましょう。
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