話し方・聞き方の法則 Communication Report
腹式呼吸をマスターしよう!~練習方法~
前回の記事では、腹式呼吸のメリットについてお伝えしました。
ここからは、実際に腹式呼吸の練習をしていきましょう!
腹式呼吸のやり方
練習のときは、足を肩幅ぐらいに開いて立ちます。
肩に力が入っていると、腹式呼吸ではなく胸式呼吸になってしまうので、
練習の前に肩をグルグル回すなどして力を抜いておくといいと思います。
次に、口から細い糸が出るようなイメージで、「フ―」と一定の強さで息を吐きます。
お腹に空気がなくなるくらい全部吐ききったら、今度は鼻から吸います。
鼻から息を吸うときは、1・2・3と数えるくらいの時間で、スッと短く吸うこと。
息を吸ったらいったん息を止め、また口から一定の強さで吐ききります。
ポイントは、息を吐くほうが先ということ。
逆にするとのどを痛めることもあるので、必ず吐くほうを先にしてください。
おへそから握りこぶしひとつ分下の場所、丹田に両手を置き、
「吐く→凹む/吸う→ふくらむ」を確認しながら何度も練習してみましょう。
座って練習する場合は、イスに浅く座って、背中が背もたれにつかないようにするのがコツです。
お腹のふくらみと凹みが一番わかりやすいのは、仰向けに寝た状態。
上を向いて寝転がったまま、お腹に本を載せ、その本が持ち上がるくらい、吐いたり吸ったりを繰り返します。
このトレーニングを何度か繰り返せば、誰でも腹式呼吸が身に付くようになるのです。
コツがつかめてきたら、腹式呼吸が正しく出来ているかチェックポイントも確認しましょう!