話し方・聞き方の法則 Communication Report
【好きを仕事に】三浦由起子先生インタビュー!
講師を始めたきっかけは?
これまでの経験を生かすことができる!と、感じたからです。
テレビやラジオのアナウンス業務の競争が激化している中、地方でアナウンサーとして経験したスキルを活かす仕事は、他にないか?考えているときに研修講師としての働き方を知りました。樋田社長とは、地方アナ時代にラジオ番組の中で、本社スタジオと支社ラジオカーのそれぞれのマイクを通してだけ絡んでいました。お互い上京してからあるきっかけで初めて対面し、今にいたります。マイクを通した不思議なご縁です。
講師をしてみてどうでしたか?
ステージの真ん中の演台に立った時は、何とも言えない緊張感と嬉しさを感じました。
これまでは、アナウンサーは主役ではないと気づき、影のサポート役として何かを伝えたり、主役の方とお客様を繋ぐことを意識したりしながら話してきました。ただ、講演会の講師となると『私の話』が求められます。影のサポート役ではなくなります。仕事の裏話や夢を掴むまでのエピソードなどの私の話に真剣に耳を傾けてくださっている皆さんの様子を演台から目にした時の気持ちは、これまでアナウンサーとして感じてきた嬉しさとはまた別の嬉しさでした。
更に、講演の準備としてこれまでの自分の人生を振り返ることは(大げさですが笑)、自分が頑張ってきたことや多くの方に支えていただいたことを改めて実感できる良いきっかけにもなりました。
具体的にどんな時にやりがいを感じますか?
講演会から数週間後、同じ会社でプレゼン研修の講師を務めた際のこと。「三浦さんの講演を聞いていました!すごくお話がイキイキしていて、人と話すことっていいなぁと思いました。今日の研修でも三浦さんに会えるのをとても楽しみにしていました」と、声をかけてもらった時、やる気が増しました!企業研修では、やはり、受講の方の表情や声、話し方が目の前でみるみる変わっていく様子を見たときです。研修中ではビフォー・アフターで比べるワークがあります。多くの方がご自身でも変化を感じています。
お客様の声
「現役のアナウンサーとは遠い存在のように思っていましたが、失敗したり悩んだりしながら日々仕事をしている話を聞くと、自分もがんばろうと思えました」
「自分の話し方に漠然とした不安を感じていて、何をどう対処するべきか?分かりませんでした。研修を受けて、自分の話し方のどこがなぜ伝わらないか?また、どんな風に改善していくのか?その方法を具体的に教えてもらえたので良かったです」
「人に何かを伝える・想いを届けることは、結局は自分と深く向き合うことに繋がると感じました。自己成長や自己啓発のきっかけにもなりそうです」
三浦アナウンサーの今後の目標は?
自信を持って話をしながらイキイキと仕事をする人を2022年までに100万人に増やしたいです。
「話し方を磨いたら、仕事がスムーズに進むようになりました」「声を武器に、自信を持って営業活動しています」など、『話すこと』も仕事の大切なスキルとして磨いていく人が多くなりますように。そのために、全国で講師として活躍するアナウンサー講師を増やしていきたいです。