現役アナウンサーたちが様々なジャンルで活躍する株式会社 TALK NAVI。
「女子アナ人事室」初期メンバーが、新たな戦力となって活躍しています。
今回は、トークナビ 第3期メンバーとして加入し、女子アナ人事室・研修講師として活躍する遠藤祐希さんの一日に密着します。
相手に寄り添ったコミュニケーションを第一に
――遠藤さんは新卒後はどのように過ごされていたのでしょうか
遠藤:車メーカーのショールームでお客様対応とイベントMC業務を行っていました。
日々の業務では、お客様へ製品の情報を分かりやすくご説明したり、ショールームで行われる館内イベントの企画に携わっていました。
またメーカーのイベントでMCをしたり、新製品発表の際は原稿を暗記してナレーションを行ったりと、幅広く様々な業務に挑戦させていただきました。
接遇では一対一で自分の言葉で製品や会社の魅力をPRし、MCでは大勢の方に対して自分の言葉でメーカーのファンになっていただけるような場にすることにつとめていました。
接遇のプロフェショナルとして、またメーカーの顔としての責任感を持ちながら働いた経験は、今の仕事にとても役に立っていると感じています。
――前職の仕事の中で、苦労したことは何でしょうか?
遠藤:コミュニュケーションについては人一倍真剣に考え、業務を行っていました。
全国各地・世界各国から様々なお客様がいらっしゃり、一人一人求めていることが違うため、「このお客様はゆっくり一つ一つご説明した方が、安心して説明を聞いてくださるかな」「このお客様はモータースポーツが好きでたくさんお話をして下さるから、私も声のトーンを高くして元気な会話になるようにしたら、より会話を楽しんでいただけるかな」、など相手に寄り添ったコミュニュケーションを考えながら日々働いていました。
またそれは社内でも同じです。4年目からチーフの立場で後輩指導にも携わり、どうしたらみんながモチベーションを高く持って仕事ができるのかを常に考え、コミュニケーションをとるよう心掛けていました。
悩む時もありましたが、常に相手のニーズを考え、どんな言葉や表情を意識すると相手は気持ちよく会話を楽しめるか、ショールームやイベント会場から帰る時に「来てよかった」と思ってもらえるか、試行錯誤しながら体得できたと思います。
“ 成長し続けられる環境 ” に感謝
――前職からトークナビへ。どのような経緯があったのでしょうか。
遠藤:前職で接遇やMCを経験する中で、そのメーカーだけではなく、もっと幅広く色んなものの魅力を自分の声を通して伝えることに挑戦したいと思うようになりました。
またチーフという立場で後輩の指導をしたり、モチベーションを上げるためにはどうしたら良いかを考えていく中で、誰かが成長したり、プラスに変わっていく瞬間を見ることが好きなのだと気づきました。
そんな時に社長の樋田さんからご縁をいただき、トークナビで働かせていただくことに。
トークナビは経験豊富なプロフェッショナルの方々が働いていて、いつも皆さんから刺激をいただき、自分自身もどんどん成長できる環境にとても感謝しています。
――遠藤さんの1日に密着させていただく前に、少し業務内容について教えてください
遠藤:アナウンス業務と、研修講師、そして女子アナ人事室という3つの軸で業務を行っています。
アナウンス業務では様々な業種の製品や会社の魅力をお伝えするため、自分の表現の引き出しを増やすため日々勉強です。
ですがそれと同時に人間としての幅が広がっていくのを感じ、いつまでも成長できることに感謝の気持ちでいっぱいです。
研修講師では、ビジネスマナー・コミュニケーション・お客様対応の研修を中心に行っています。
研修では知識をお伝えするだけではなく、受講生の方が体得できるようになるまでをサポートできるよう、日々研修に取り組んでいます。
女子アナ人事室では、会社説明会や面接、学生の方に向けての面接対策講座、また学校訪問をして各学校の先生方と関係性を構築することを担当しています。
説明会では企業の魅力を自分の言葉で伝え、面接では学生の方の内面を引き出すことを心がけています。私が大切にしているコミュニケーションを存分に発揮できる環境に喜びを感じながら日々業務を行っています。
- 10:00
- 出社・司会
司会は事前準備が何より大切なので、現場入りする当日までに下調べや練習は徹底して行います。当日は現場にいる皆さんの気持ちが明るくなるよう元気なコミュニケーションを心掛けています。収録や式が始まる前のディレクターによる「3・2・1」というカウントダウンは毎回背筋がピンとなります。進行中は聴き手をなるべく惹きつけられるような空気作り・声の使い方を意識しています。
- 12:30
- 移動・ランチ
会社への移動途中でランチをすることが多いです。美味しいお店を開拓することが大好きなので、ランチタイムは至福の時間です。午後も元気に仕事に取り組めるよう、しっかりと栄養補給。
- 14:00
- 研修講師
コミュニュケーション・お客様対応・チームビルディング・ビジネスマナー研修などを行います。研修中は実体験をもとに話すと受講生の方に響くことが多く、自分の経験を共有できるような研修を心掛けています。
- 17:00
- 面接対応
就活生の方へ面接を行います。一人一人が持っている魅力や思いを話しやすいよう、親しみやすい空気感を作りながら面接を行っています。またその方が持っているビジョンや価値観も大切にしています。最初は緊張していたのに、最後の方はいきいきと話す姿を見るととても嬉しい気持ちになります。
- 19:00
- 退社・帰宅
――トークナビで働く中で、感じていることを教えてください。
毎日が学びと成長です。アナウンス・研修講師・人事室という3軸で業務をしていますが、どの仕事も共通していることが意外とたくさんあり、自分のこれまでの経験を活かしながら、どんどん新しいことにチャレンジできる環境がとても楽しいです。
――普段心掛けていること、大切にしていることは何でしょうか。
どんな仕事でも相手の気持ちに寄り添うことです。
司会をする際はどんな声色・トーンであれば企業様の意向を汲み取った伝え方になるか、研修をする際はどんな温度感で研修をしたら一番学びやすいか、面接をする際はどんな質問のされ方をしたら気持ちよく話せるか。
仕事をともにする相手やお客様に満足していただくことが大切だと考えているため、相手の考えや気持ちに寄り添うことを常に心掛けています。
――遠藤さんのモチベーションは何でしょうか。
誰かに喜んでもらえた時です。
イベントが盛り上がりお客様が楽しそうにしてくださったり、クライアント様から「遠藤さんに任せて良かった」などの言葉を頂けた時はとても嬉しいです。
人事では、面接の際に、相手が自分自身の良さをアピールできるよう寄り添いながらコミュニケーションをするように心掛けています。
「普段の面接では緊張してしまうけど、今回は自分のことをたくさん話せました!」などの言葉とともに喜んでいただけたときも原動力に繋がっています。
自分の頑張りが誰かの喜びにつながる、と考えるとモチベーションが上がり、業務に対して自然とやる気がみなぎってきます。
自己成長することで喜んでもらえる方が増えるのは素敵なことだなと思いますし、そんな仕事ができていることに感謝しています。
――女子アナ人事室 初期メンバーとしての想いを教えてください。
コミュニケーションに対して熱い思いを持っており、人と関わることが大好きなので、人事室で働けて幸せです。
今後はトークナビで働く方々がさらに生き生きと活躍していけるようなお手伝いができたらと思っています。
また面接に自信がないという学生の方が、自信を持って自分をPRできるようなサポートができたらと考えています。
私自身、働くことが大好きだからこそ、皆さんに仕事が好きだと思ってもらえるように、人と企業をつなぐ一助を担いたいです。
プロフィール
遠藤 祐希
1993年9月5日生まれ
「声を通して、魅力を伝える」を軸としてフリーアナウンサーとして活動。
車やバイク業界での仕事をメインに司会・MC・ナレーションを数多く担当。
イベントを多く経験したことで、現場の空気感などを見ながら臨機応変な進行を体得。
また、研修においてもペーシングを意識した、コミュニケーションの大切さを伝えている。
バイクやランニングなどアクティブなことが好き。休日は英語の勉強や、ツーリング・ランニング・ロッククライミングなどで体を動かすことにも没頭中。