2023年 入社
2023年 入社
今回は、2023年にトークナビに入社し現在は女子アナ広報室の一員として活躍されている吉田あゆさんにお話を伺いました。
――声を使うお仕事がしたいと思ったきっかけを教えてください。
吉田:最初のきっかけは、小学3年生の時にサンタさんにCDラジカセをもらい、ラジオを聞き始めたことです。ラジオパーソナリティの方が学校での出来事を楽しく聞いてくれたり悩み事を一緒に解決してくれたりして、自分もアナウンサーになって声で人を元気づけたいと思ったんです。
また、放送局で番組を作る体験や小中高生での応援団の経験から、声を使う仕事をしたいとさらに思うようになりました。
それで、大学時代には放送部やコミュニティFMのラジオDJをしたりアナウンススクールに通ったりしていました。
———大学卒業後はどのような進路に進まれたのですか?
吉田:就職活動でもアナウンサーを目指していたんですが、テレビよりラジオの制作に携わりたいという気持ちがだんだん強くなりました。
ただマスコミ業界は狭き門で、正社員として働くことができるのかと悩んでいました。
その時、アナウンサーになれなくても司会の仕事だったら努力次第でなれることを知り、20代後半で挑戦しようと決めて最終的にホテル業界に就職しました。
ホテルのお仕事はとてもやりがいがあり充実していましたが、夢を捨てきれず不安な気持ちがあり、本当にやりたい事に当時の仕事が繋がっているのか分からず一番辛かった時期でした。
———その後は、東京のウェディング業界に転職されたんですよね。
吉田:はい。平日はウェディング業界で働きながら土日は結婚式の司会をする、ダブルワークを始めました。
おかげで結婚式の流れや求められている事を身近に知ることができてとても役立ちました。
ウェディング業界を経験していてよかったなと感じました。
そして司会の仕事で数年経った後、大学時代の友人からトークナビを紹介してもらい、2023年2月から在宅で働き始めました。
───吉田さんの1日に密着させていただく前に、現在はトークナビでどんなお仕事をされているか教えてください。
吉田:4月から、女子アナ広報室の一員として働いています。
事業内容や魅力をメディアで発信したいという企業様のニーズをもとに、メディアにアプローチします。
社会が求める情報を伝えたいというメディアのニーズにも応える必要があり、企業様が求める事とメディアが求める事が両方合った時に取り上げて頂けます。
全てオンラインで仕事をしていますが、困った時には社内にアイデアを求めたり情報共有をしたりしています。
――トークナビの良いところを教えてください。
吉田:メンバーが前向きで元気になれるところ、助け合って仕事をしているところです。
在宅ワークは黙々と1人で仕事をするイメージがあるかもしれませんが、困った時は先輩に相談したり、ミーティングでアイデアを出し合ったりしています。
また朝礼と終礼があり、朝礼では最近会ったハッピーな出来事を共有したり、その日の意気込みを話したりしています。
終礼ではテレアポの成果を発表して、成功例や改善点を話し合っています。
すぐに改善点を教えて頂ける環境で、また明日も頑張ろう!と思えます。
――トークナビで働いていらっしゃる中で、どんなやりがいを感じますか?
吉田:武器である「伝える力」と「声」を使って社会の役に立ちたい、と思っている仲間とお仕事ができていることです。
アポイントが取得できた時や、広報を担当している企業様がメディアに取り上げられた時は、皆で褒め合ってうまくいった要因をシェアしています。
褒めて頂けると、さらにやる気になりますね。(笑)
――声に関わる仕事をする前に異なる業界を経験し、何か役立ったことはありますか?
吉田:ホテル業界でもウェディング業界でも、チームになってどんなことをしたらお客様に喜んでいただけるかを考えて動いてきました。
司会の仕事をする際や企業様の魅力をメディアに伝える際にもどんなことが求められているか読み取ることが重要になるので、今まで異業種で働いてきた経験が役立っていると感じています。
ホテル業界やウェディング業界で働き始めた時には、その時の仕事が将来やりたい事と離れているように感じられましたが、その経験も全て今に活きていると思います。
志を曲げず、夢を継続して持ち続けて良かったです。
今後は司会でも女子アナ広報室でも、お客様に喜んで頂けるように個性を活かして仕事を極めていきたいです。
――最後に、学生や声に関わる仕事をしたいと思っている方にメッセージをお願いします。
吉田:夢が叶うまで粘り強く、継続してほしいです。
私は、声に関わるお仕事に就きたいと思っていましたが、大学卒業後はホテル・ブライダル業界を経験し、その後司会の道へ進みました。
遠回りはしましたが、接客業でお客様への応対力が身に付き、自分の強みを見つけることができました。
そして接客業に携わっていたことで、今年の春、百貨店の催事場コーナーで「ホテルのおもてなし」についてのトークショーをさせて頂きました。
ホテルで働いた経験と司会の経験のどちらも活かすことができた時は、遠回りのようで全て繋がっていたんだなと気づきました。
すぐに夢が叶わないと焦ってしまうこともあると思いますが、学校を卒業した後の人生の方が遥かに長いので、過去の努力はどこかで必ず活かせると思って夢を叶えるため努力をしてほしいです。
また、周りの人に自分の夢を話すことで、強みを教えてもらったりいいチャンスを頂けたりすることもあります。
「いつ、どのように自分の夢が叶うのかな?」とワクワクしながら、叶うまで粘り強く継続してほしいです。
その先はもっと楽しい未来が待っています。
インタビューアー
トークナビ インターン 日比野 花楓 (ひびの かえで)
立教大学文学部文学科にて文芸・思想専修を専攻中
学生時代は水泳、応援に打ち込む
≪取材後記≫
初めてのインタビューでうまくできるか不安でしたが、吉田さんが明るく優しくお話して下さり、楽しいインタビューの時間を過ごすことが出来ました。
どのお仕事からも学べる部分を見つけ、それを吸収し強みにすることで自分が本当にやりたいことに近づけた吉田さんの姿を見て、私もどんな事にもまず興味を持って挑んでみようと思いました。
インタビューとしてだけではなく、私のこれからの人生にも活きるお話を伺えました。
プロフィール
大学時代に奈良、大阪、神戸の3つのラジオ局でパーソナリティー、AD などを経験。 大学卒業後、某電鉄系ホテルで宿泊、レストランの全ての業務を経験し、ブライダル業界に転職。 ウェディングプランナーやサービスなど結婚式の運営業務などに携わり、持ち前のサービス精神と明るさでお客様の心をつかむ。 これらの経験を活かし、関西一円で司会として活動中。
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