話し方・聞き方の法則 Communication Report
【好きを仕事に】仁科美咲先生インタビュー！
大学を卒業後、フリーアナウンサーになり数々の番組に恵まれ、
とちぎテレビ｢おはようとちぎの朝｣ではキャスターを経験してきた仁科美咲アナウンサー。
現在は情報番組のリポーターとして活躍中。
場所や人を輝かせるプレゼンテーションを得意とすることから、プレゼンテーション講師としても歩みを始めている。
明るく、親しみやすいキャラクターで出会う人を笑顔にしていく。
講師を始めたきっかけは？
元々知り合いだった先輩アナウンサーの方から、
『話し方を人に教えることや子供に教えることに興味はある？』と声を掛けてもらったのがきっかけです。
当初は自分が講師をやるという考えは無かったんですが、自分の可能性を広げられたらと
『アナウンサー講師養成講座』に参加させて頂きました。
講師を自分が出来るのかと不安ももちろんありましたが、
実際に研修を受けてみて、「一緒に実践しながら、悩んだら考えていいよ」と言っていただき、そこまで気を張らなくても、今までの経験の中で自分が出来ること・伝えられることを伝えられたらいいという言葉ですごく心が楽になりました。
研修を経て現在は、講師として『経営者のためのマンツーマントレーニング』や『19(トーク)の日』を担当したり、イベント司会やTV収録など様々なジャンルの仕事をさせて頂いています。
受講された方々の反応はどうですか？
社会人経験の長い方たちを前に、私が教えられることがあるのだろうかと不安に思うこともあったのですが、自分が意識しないでやっていた、アナウンサーの基礎である「発声」や「腹式」などを、新鮮に聞いてくれるので、とても嬉しいです。
受講して下さる方は皆さんとても積極的で、
具体的な質問を沢山してくれたり、大きい声を出して発声をしてくれたり…。
「意識してなかったことを気づかせてもらえる」「意識するきっかけをもらえる」
と言われたときはすごくありがたいと感じました。
そして「時間があっという間だった」と言っていただけると、次回の活力になります。
「気づいて、意識して、変わっていく」というのを、近くで感じられるのは講師という仕事の素晴らしい点だと思っています。
仁科アナウンサーの今後の目標は？
「親しみやすいアナウンサーになる」という目標はずっと変わらず持っています。
その目標を持ち続けながら、講師の経験を通じて、アナウンサーとしての基礎的な部分や立ち振る舞いなどの基礎をさらに向上させていきたいと思っています。
普段生活していたら、なかなかお会いする機会のない方とお話したりする機会が多いのは、アナウンサーならではだと感じているので、その経験をしっかり活かして成長していきたいです。
これから講師を始めたいと思っている方にメッセージをお願いします！
人に教えるのは責任があるし、生半可な気持ちや準備では出来ないと思いますが、
「こうなってほしい」「良い変化を感じてほしい」という思いがあれば、
一緒に自分も学びながら成長出来る仕事です！
「自分は講師に向いていないかもしれない」「教える立場ではない」と思っている人も
持っている個性を活かして、これまでの経験に自信を持って、
ぜひチャレンジして活躍してもらいたいです！